■2004年03月30日(火)
火事目撃
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朝方に空襲警報のようなけたたましいサイレン(多分防災無線)に叩き起こされて、何だ何だと思っているうちに消防車のサイレンが続々と。 「まさかウチのマンションが火事!?」とおたおたしながらまだ暗い窓の外を見てみれば、山を一つ挟んだ向こう側の建物の奥から赤い煙が吹き出していた。 強風にあおられて、火の粉をまき散らしながら煙が風下に流れていく。 風下の家に次々と灯りが点る。きっと戦々兢々とした気持ちだっただろうなと思う。 暫くして、赤い煙の手前にあった一棟のマンションらしき建物の共用灯が一斉に消えた。恐らく火災か消火活動の影響で送電線が切れたんだろう。 もうすぐ4月とは言え、まだ冷え込みが厳しいこの時間。灯りが消えた建物の人達はいったいどんな気持ちだったんだろう。 安全なところからまるで高見の見物をしているような自分に少し罪悪感を感じた。 ニュースによると数軒が全半焼する程の大火事だったらしい。怪我人は出たものの死者が出なかったのが不幸中の幸いというところか。
そして夕方頃から土砂降りの雨。もしこの雨が1日あるいは12時間早く降っていれば。 そう思ったら、なんだかやりきれない気分になった。
仕事の関係で火災現場に調査に入った事もあるけど、やっぱり火事は怖いね。 何だか訳わからん日記になってしまった(^^; | | |